Cycle Peugeot Museum

Decal and Serial Number

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Lion

もとはプジョー製の鋸歯の品質を表象するものとして、1847年に宝石細工師・彫刻工であるJustin Blazerによって作成され、1858年に商標登録を受ける。 その意味するところは、下記の三要素。
The toughness of the teeth(頑丈な歯)
The speed of the cut(切断の迅速性)
Flexibility of the blade(しなやかなブレード)

当初のロゴはライオンが矢に乗っている様を描いたもので「Peujeot Bros Arrow/プジョー兄弟の矢」と呼ばれていた。 その後、幾つかの変遷を繰り返し、途中で車部門と自転車部門で分離している。

Black and White Checkerboard

ライオンと共にプジョー・ブランドのデカールを形成する重要な要素である。 チーム・プジョーにおけるプロフェッショナル・モデル・デザインとして1963年に登場、1967年に一般モデルに採用された。

Arc-en-Ciel Stripes

われわれが「アルカンシェル」と呼んでいるロゴだが、これはワールド・チャンピオ・シップを表象するイメージとしてデザインされた。 ちなみに英訳すると「Arc」は「bow」、「ciel」は「sky」。つまり、「Arc-en-Ciel」とは「虹」(空の弧)のこと。

追記 仏語の発音は「アルクォンシエル」。

Champion du Monde

1954年ワールド・チャンピオンシップにおけるLouison Bobetの勝利を称えて採用されたと言われる。

Inoxydable

フレームの腐食を防ぐための鋼処理に関連するロゴである。PX-10のXは、「Inoxydable」を表象する。 ちなみに、「Inoxydable」を英語にすると「rustproof」になる。

追記 「意味はrustproofだけど・・・」と言いつつ、フランス人の友人が調べてくれました。 「Inoxydable」をより正確に翻訳すると「ステンレス鋼/Stainless Steel またはInox Steel」、仏語の発音は「イノキシダブル」ということです。

Tube Special Allege Peujeot

こちらも英語にすると 「Tube Special Lighter Peugeot」となる。つまり、非常に軽いチューブという意味だ。

追記 「Allege」は軽いという意味、仏語発音は「アレジェ」。

シリアルナンバー

桁数は50〜60年代が6桁(50年代は5桁との情報もある)、70年代が7桁、80年代からは頭辞句及び8桁と続く。 1970年、サイクル・プジョーはシリアル・ナンバーの掲示方法をBBシェルの下部に型押しする方式からアルミプレートに刻印してBBシェルの下部にリベット留めする方法へ変更した。 しかし、この方法だと容易にシリアル・ナンバーが移動されるという不都合が生じたため、70年代の終わりに再び型押し方式に変更した。

追記; 一般的な説では、シリアル・ナンバーの最初の数値が具体的な製造年数を表すということになっています。 しかし、これに関しては幾らか疑問を抱いています。例えば、私のPX10のシリアルナンバーは552563で、通説に従えば6桁+最初の数値5で1965年製ということになります。 しかし、この自転車にはブラック・アンド・ホワイト・チェッカーボード・デザインが表示されています(上記の通り、このデザインは1967年から一般向けに採用されているので、ここに矛盾が生じるわけです)。 さらに装備されているサンプレックスのリア・ディレーラーのプーリー・ガイドに69(1969年製)の刻印があり、これもこの説に疑問を抱かせる材料になります。

プジョー・バイシクルの製造年を探る方法のひとつとして、アメリカの友人たちはヘッドバッジ・デカールなどのタイプやパーツ類に表示されている Date codes を参考にしているようです。
上段左から1950年代/ Lion on the triangular、1960年代/ Lion on the triangular、1970-76年/ Lion on the square 。 下段左から1977-79年/ Lion on the rectangular、79-83年。

PX50やNS40といったモデルには写真のような鍵が付いています。 鍵をかける時は、金色のシリンダーごとダウンチューブに突っ込み、ハンドルを若干左に切った状態でフォークのシャフトを貫きます。 それから鍵を回してシリンダーをフレームに固定し、銀色の鍵の部分だけ引き抜くと完了です。開錠の際は、鍵をシリンダーに差してシリンダーごと引き抜きます。 小さな装置ですが大変貴重で、E-Bayでも見たことがありません。

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